鷲巣 恭一郎
kyoichiro washizu
1979.09.18
鷲巣染物店 五代目
現在受け継がれている染色技術が完成するまでに、どれだけの先人達による試行錯誤があったのか想像すらできない。伝統とは試行錯誤を繰り返し、革新を続けてきた結果である。だから先人たちの努力の恩恵に与かる者のすべきことは、自らもまた革新をやめないことに尽きる。
ITの普及によりこの世の価値観や常識に大変革が起きた今、ものづくりに於いて「なにを守り、なにを変えるのか。」という問いに、作り手として回答を求められている様な気がする。
伝統工芸の新しい在り方の提案として、稚拙ながら私の出した答えが「Maison TEAxtile」プロジェクトである。
【DYE’S BASE】 -ダイヤーズベース- 工房
421-1201
静岡県静岡市葵区新間1089-197
mobil 080-3083-0815
E-mail maisonteaxtile@gmail.com
お茶染めの産業化について
-メゾン ティーキスタイル-
静岡の伝統工芸「駿河和染」
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静岡「茶産業」
染色技術 × 資源 (茶葉・土地・人材)
-ファッション・ファブリック産業創出-
伝統の染色技術をレシピ化し、お茶産業従事者を中心に土地、人材といったあらゆる資源をフル活用して生地を染め、バッグ、ジーンズ、ジャケット等のファッションアイテムに仕立てて販売。そして、あらゆる分野の企業とコラボレーションし生地を提供していきます。
もともとある資源に目を向け、フル活用することで互いの先行投資のリスクを極限まで抑えた新しい産業の在り方の提案。