お茶染めワークショップ

「出会い」が人生を豊かにする。 

 Philosophy of Maison TEAxtile

今月、お茶染めのワークショップを2回開催した。

場所は、世界緑茶協会様の運営する「しずおかO-CHAプラザ」(静岡市駿河区南町14-1 水の森ビル 3F)

 

私自身、染色のワークショップは何回か実施しているがお茶染めのワークショップは初めてだった。

以前から多くの方々から要望はあったが、お茶染め自体が地味な作業の繰り返しで時間も掛かるため断っていたのだ。

 

ところが今年の1月に京都にある「手染メ屋」さんに出向き天然染料について勉強させていただいた際、煮出した染液を

顔料化することができると教えてくれた。

 

染料(溶剤に溶けて繊維の中から染色できる。)

顔料(溶剤に溶けず色の粒子が繊維表面に付着して色が付く。)

 

これをきっかけに皆様の要望に応えることが出来るようになったのだ。

「手染メ屋」のご主人は知識が豊富で話が面白く、惜しげもなく自分の持っている技術、考え方を伝えてくれた。

この時、私は「せっかく来てくれた人に絶対に損をさせて帰さない。」というご主人の仕事に対する姿勢を肌で感じ、

それを実践する姿勢にとても感銘を受けた。分かっていることと実践することはまったく次元が違う。

 

人を惹きつける仕事には必ず哲学がある・・。

 

帰り道、小雨にみぞれが混じる空のもと自らの白い息を目で追いながら強く思った。

静岡の伝統工芸「駿河和染」の技術で染めています。

駿河和染について

-するがわぞめ-

 

静岡市には「麻機」「賤機」「服織」など布に関した地名が多く残っています。今川時代には木綿が盛んに作られ、八幡織木綿、中島紬などの織物の名もみられ、織物とならんで染色業も発達し、紺屋町ができ、型染や手描きの紋染が行われ、近郊農村では染料の藍の栽培が盛んに行われました。
江戸時代には、武家のために幟 ( のぼり) 、旗差物 (はたさしもの) 、町家のためにのれん、伴天、作業衣など、また祝儀物として筒描きによる定紋入り風呂敷などが染められ、旧安倍川の川筋に沿って多くの紺屋が繁盛したといわれています。
しかし、明治になり、交通の発達から他産地からの進出、機械染色の出現など近代化の波のなかで、紺屋の仕事も減少しました。
再興の機を与えたのは大正後期に起こった民芸運動で、直接には芹沢銈介氏 ( 当時県工業試験場技師、人間国宝 ) が静岡やその他の地域に残る染色技術と芸術性の発掘に努力し、その成果が実って、新たな静岡における和染興隆の端著となりました。

 

※ 静岡県郷土工芸品振興会「しずおかの郷土工芸品」より。

 

お問合せ

メモ: * は入力必須項目です